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組合について

指宿広域市町村圏組合の概要

　指宿広域市町村圏組合は、指宿市及び南九州市で構成される一部事務組合で、ごみ処理施設、し尿処理施設、及び、管理型最終処分場の運営管理をおこなっています。

（１）　圏域

　組合の圏域は、指宿市・山川町・開聞町・頴娃町の１市３町で構成されていましたが、平成１８年１月１日に指宿市・山川町・開聞町が合併し「指宿市」に、平成１９年１２月１日には頴娃町が川辺町及び知覧町と合併し「南九州市」となり、指宿市と南九州市（旧頴娃町の区域に限る）の２市の２団体組織となっています。

（２）　位置と地勢

　組合の圏域は、薩摩半島南端に位置し、東部は錦江湾を隔てて大隅半島に相対し、西部及び北部は南九州市知覧町・鹿児島市喜入町に隣接し、南部は東シナ海に面し、県都鹿児島市まで約50�qです。
　圏域は、霧島屋久国立公園に所属し、薩摩富士と形容される秀峰「開聞岳」をはじめ、特別天然記念物ソテツの自生地で有名な「長崎鼻」、九州一の深さ・面積をもつカルデラ湖「池田湖」など景観のすぐれた所や、また、屈曲の多い総延長約66�qの海岸線には天然の良港「山川港」や世界的に珍しい摺ケ浜海岸・伏目海岸の「天然砂むし温泉」、その他番所鼻海岸、瀬平公園など観光的に価値ある景勝地が多くあります。
　また、霧島火山脈が圏域を縦断しているため、各所に温泉が湧き出し、多種類の火山地形の美しさと共に重要な観光資源となっています。

（３）　気候

　組合の圏域の気候、年間平均気温が約19℃と温暖な気候に恵まれており、降霜日が年間12.1日，降雪日はわずか2.4日と冬に暖かい気候は、農業生産上にも有利な条件として農業の生産性を高めています。また、海洋性の気候であるため、夏期も比較的しのぎやすく秋から冬にかけて温暖で降雨量が少ないことから、通年型の保養，リゾ−ト地として恵まれています。

（４）　面積

　組合の圏域の総面積は、指宿市が149.01 k�u、南九州市（旧頴娃町の区域）が110.31 k�uで259.32k�uとなっています。

（５）　人口

組合の圏域内の人口は、昭和30年をピ−クに逐次減少の傾向が続き、平成12年の63,545人(国勢調査)が令和2年には49,572人(同)と、この20年間で13,973人減少しています。一方、世帯数は平成12年25,235世帯、令和2年22,268世帯で、１世帯あたりの人数は平成12年が2.52人、令和2年は2.23人となっています。
年齢別人口構成の推移をみると、14歳以下の年少人口が年々減少し、65歳以上の老年人口が増加し、今後も、少子・高齢化の傾向が続くものと考えられます。

人口・世帯数の推移　　（単位：人、戸数）

（６）　組織構成

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